京鹿子(2013.6.1)

バラ科・・・シモツケソウ属の多年草です。確かに、花の感じがシモツケ草に似ています。
読み名は『キョウガノコ』です。もしかしたら、和菓子の京鹿の子を連想しました??

この株は、かれこれ30年くらい前に、ある茶人から頂きました。
茶花に用いるそうです。茶席は、静をもって音を際立たせるようなところがありますよね。
掛け軸の前に飾る茶花も、あまり目立ち過ぎず、楚々として、しかし確実に
主人の心意気を表現している花だと思うのです。

このキョウガノコは、愛らしいピンク色で、茶席に和みを添えてくれるのではないでしょうか。

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